GeoMax は買いか?
GeoMaxという投信が気になったので、Fang+と比較した簡単な調査メモ
結論
暴落時のスポット買いならあり
GeoMax is 何
正式名称:米国株式アグレッシブ・ポートフォリオ
- 開発コンセプト
- NISA枠を最大限活用
- 個別銘柄のようなリスクリターンを目指す
- 投資戦略 v1.0
- 米国20社
- 均等荷重
- ハイリスクハイリターン銘柄を選定
- 数理モデルを用いた銘柄選定
投資戦略で気になる点
私の理解したv1.0の投資戦略
: 期待リターン : 過去1年のリターンの感応度 ≒ リスクリターンの度合い : 市場平均の期待超過リターン ≒ S&P500 - 米国債券 : v1.0は としているため無視
銘柄選定において、
総経費率が高い?
経費率は以下の通りです。
| 1年目 | 2年目 | |
|---|---|---|
| 信託報酬 | 0.88% | 0.88% |
| その他費用 | 3.14% | 0.78% |
| 合計 | 4.02% | 1.66% |
その他費用は固定費で、今後資産残高が増えていけば、総経費率は低下していくとのことです。
2年目になってから、その他費用がかなり抑えられていますが、まだ隠しコストとしては高いです。
S&P500、Fang+、GeoMax の比較
2025-01-23 ~ 2025-09-08(トランプショック前の高値からトランプショック後まで)
出典:Wealth Advisor Co., Ltd. https://www.wealthadvisor.co.jp
2025-04-07 ~ 2025-09-08(トランプショック安値からトランプショック後まで)
出典:Wealth Advisor Co., Ltd. https://www.wealthadvisor.co.jp
チャートから読み取れること
- 暴落後も基準価額は回復している
- 暴落からの上昇率は Fang+ を上回る
Fang+ との比較で気になる点
一番気になるのは、銘柄選定ルールの違いです。
- GeoMax v1.0
- 過去1年のリスクリターンの度合い
- Fang+
- 固定6銘柄
- 時価総額(35%)、1日平均売買高(35%)、直近12カ月株価売上高倍率(15%)、直近12カ月株価売上高成長率(15%)
- 変動4銘柄が上記ルールで11位以下の時入れ替え
| GeoMax | Fang+ | |
|---|---|---|
| メリット | 固定銘柄がなく、入れ替えが柔軟 | 複数基準で極端な選定を回避 |
| デメリット | 単一基準で極端な選定になりやすい | 固定銘柄のリバランスに不安が残る |
| 賛否両論 | 銘柄入れ替えが激しい | 銘柄入れ替えが少ない |
いつ買うのか?
もし購入するなら、以下のルールを想定しています。
- 6ヶ月間の最高値から30%下落したときに購入
- 安全資産の1/6で月1回購入
- 1ヶ月後も購入条件に引っ掛かった場合は、1/nずつ購入
- 最長の6ヶ月間で、安全資産を全てGeoMaxに回す設計
- 下落が途切れたら再び1/6からスタート
- 1ヶ月後も購入条件に引っ掛かった場合は、1/nずつ購入
このルールの根拠は、次のドローダウンのグラフを参考にしています。
出典:Susten Capital Management Inc. https://geomax.funds.susten.jp
- 6ヶ月30%ルールは、5年に1~2回の購入機会があり、景気低迷期にも対応可能
- 月1回1/6購入ルールは、一度の購入額を大きくしつつ、長期的な下落にも分散して対応できる
もう少し購入タイミングが欲しい場合、GeoMax前日比騰落率 - S&P500前日比騰落率 < -3%を満たした時がいいかもしれません。ただし、この基準はBot等による自動的な監視が必要だと思います。
本当に買うのか?
- 銘柄選定基準が極端である
- 新しい指標に基づく投信である
これらを踏まえ、上記ルールをベースに現金の1/6程度で試験的に購入を検討しています。
長期的には、Fang+ と GeoMax を1:1で保有し、両者の銘柄選定ルールの動向を観察していくのが良いのではと考えています。
⚠️ この記事は投資に関する個人の考えや考察です。投資の判断はご自身の責任で慎重に行ってください。