AdSenseのカスタムチャネルについて
— Development Notes — 1 min read
やりたいこと
- AdSenseのカスタムチャネルを使って,広告レポートを見やすくしたい
上記のことをしようと思ったけど,思ったのとは違ったので,それについてのメモ.
結論
カスタムチャネルはただのグループ化
グループ化なので,同じ広告ユニットを別々のグループに属すると,想定とは違った挙動をする.
もっというと「広告Aの戦績が,所属する全てのグループで加算されてしまう」ということ.
実験
仮説
1つの広告ユニット(同じ”data-ad-slot”)の広告を1つのページに複数載せて,カスタムチャネルで広告位置の場合分けができないだろうか?
載せた広告の位置とユニット
広告ユニットは,PC用の横長とモバイル&サイドバー用のスクエアの2つ.
チャネルをトップ,ボトム,サイドの3エリア.
結果
- レポートを見て一番おかしいと思ったのは,モバイルの内訳にsideのチャネルがあった
- PCでクリックがあったが,PCのtopとbottomの両方でカウントされていた
- アクティブビュー視聴可能率が,これまではtopとbottomで大きく異なっていたが,topよりの高い数字になっていた
これらのことから,カスタムチャネルは広告ユニットのグループ化であると考えた.
改善
では,どのようにすれば良かったのか?
- カスタムチャネルは使わない
- 広告位置の数だけ広告ユニットを用意する
data-ad-format="horizontal"
を使って,モバイルとPCで同じ広告ユニットを使う